エコキュートにはデメリットもある

エコキュートにはデメリットもある
エコキュートはガス給湯器よりも光熱費が抑えられる、災害時に貯湯タンクのお湯が使える、ガスによる火災や一酸化炭素中毒のリスクがないといったメリットがあります。
一方で、初期費用が高い、お湯切れのリスクがある、運転音が気になる可能性があるといったデメリットがあるので注意が必要です。
エコキュートの初期費用は、ガス給湯器と比べて高い傾向があります。
タンク容量や給湯タイプにもよりますが、導入するには30~70万円ほどの費用がかかるのが一般的です。
ガス給湯器の初期費用は20~40万円ほどなので、初期費用だけで比べるとガス給湯器の方がお得です。
また、エコキュートはあらかじめ貯湯タンクに貯めておいたお湯を使うため、お湯切れのリスクが伴います。
お湯切れのリスクを軽減するには、家族の人数や来客の頻度などを十分に考慮して最適なタンク容量を選択することが大切です。
運転音が気になる可能性があるのもデメリットのひとつです。
エコキュートはお湯を沸かす際に40dbほどの音が出ます。
40dbの音はそこまで大きいものではありませんが、多くの家庭では深夜にお湯を沸かすことが多いため、設置する場所や環境によっては稼働音が気になる可能性があります。
エコキュートの平均的な相場の費用とされているのは
エコキュートは初期費用が高額と知られており、通常の電気温水器よりも高額となっています。
メーカーや機種などにより多少異なりますが、平均的に約20万円から40万円前後で提供している店舗が多いです。
本体価格に工事費を20万円程度プラスすることになるため、平均的に40万円から60万円前後の費用が相場となっています。
工事の内訳とすると既設機器撤去が1万円前後、基礎工事が2万円から5万円前後、電気工事費が10万円から15万円前後です。
水道工事の場合、給水給湯・追い炊きドレン配管などのトータルで8万円から15万円前後となります。
トータルで20万円程度となることが多いため、見積もりの時にはよく確認してから依頼することが重要です。
エコキュート本体は通常の給湯器とあまり変わらない場合もありますが、工事費が多少割高となることも多いといいます。
太陽光発電システムを利用している場合は、多少金額が異なることも事実です。